委員会紹介|松本青年会議所 長野県松本市まちづくりボランティア

デザインアカデミー委員会

委員会方針

震災を機に、私たちの社会生活、価値観は変化し、もう以前には戻れなくなった感があります。渋沢栄一は、著書「論語と算盤」において、「社会があるから富むことが出来る、恩恵を受けた社会を放っておいて一人富むのはおかしい」と記しています。まさに、現在のCSRに通ずるものであり、経営者、リーダーの心の在り様と、併せて人間の在り方を説いています。また、「大きな自然的逆境におかれることは天命であり自分の本分であると覚悟し、屈せず勉強するのが良い」と続けます。何とも力強く勇気づけられる言葉ではないでしょうか。

現在、被災地では、このような心の在り様で人と人とが繋っているのではないかと考えます。今、私たちは、経済性の追求を第一とする社会から、精神性を重視する社会に変わっていく大きな流れの中に在るのではないでしょうか。大きな悲しみを乗り越え、復旧から復興に向かう中で、私たちそれぞれが新しい国の形について考えを巡らせて行かねばならないのです。

以上を踏まえ、当委員会は、私たちとこの地域が、新しい社会秩序、価値観に適応し、その中で必要とされる人材、地域となるべく、理事長所信に基づき、リーダーシップの育成と市民意識の昇華に繋がる事業を展開して行きたいと考えます。

市長選を市民に政治を身近に感じて頂く絶好期と捉え、公開討論会等を開催し市民の主権者意識の向上を図ります。

エコリンピックス(町の美化に協力すべく市街地のゴミを有志と共に拾う運動)を開催し、町の美化を切り口にさらなる市民意識の昇華に努めます。また、本運動が8年目を迎える中で、この間の運動の継続と社会の環境問題に対する関心の高まりも伴い、ある一定の成果を収めたと感じております。受けて、従来通りの形での事業実施はもとより、参加して楽しい新しい形の環境運動を企画実践し、エコリンピックス運動のさらなる推進を図ります。

以上をもって、明るい豊かな社会の実現に貢献するべく、一年間活動して行きたいと思います。

事業計画

事業名:
7月第一例会 仮 「リーダーシップに係ること」
目的:
会員及び市民のリーダーシップ向上の場とする
方法・手段:
講義をもとに、変化を捉え未来を切り開く人物像に付き議論を交わす。以ってリーダシップの醸成に繋げる
事業名:
市長選公開討論会等
目的:
市民の主権者意識を向上させ、政治参加を促す
方法・手段:
公開討論会等を開催し、市長選への興味を喚起する(近々の地方選を振り返ると、無投票での信任が続いている。その場合においては、討論会に固執することなく、柔軟に対応したい。)
事業名:
エコリンピックス2012
目的:
市民の美化意識の向上とともに、観光地に相応しい町の美観の維持に貢献する
方法・手段:
従来通りの、中心市街地でのゴミ拾い、街散策型のエコリンピックスを開催する
事業名:
エコリンピック2012 改
目的:
参加して楽しい環境運動を実践することで、エコリンピックス運動のさらなる発展と市民の環境意識の啓蒙を図る
方法・手段:
環境にエンターテイメント性を加えた、新しい形のエコリンピックスを開催する

委員メンバー

委員長:
赤羽 英次郎
副委員長:
原  隆
委員:
犬飼 充之  小林 稔政  小林 智彦  藤原 哲司  堀田 和輝
増田 貴昭  甕  貴英  山田 智之